近況、10月(日記形式)
10月6日 お・し・ご・と
TKDはこう見えてもHTMLもftpもよくわからなく、ぜ〜んぶソフト任せにし てページを運営しているのだが、まがりなりにもHPを持ってるということ で政経学部の縣先生と学部事務員より授業用HPの運営を頼まれる。こんな 未熟な知識しかなくても頼りにされるのは嬉しいもので、急きょ、寸暇を 惜しんでMicrosoft FrontPageと大学のftpソフトの使い方を学ぶ。おかげで、なんとなく今ま で行ってきたUpRoad&DownRoadのリクツが理解できるようになってきた。 先生に役立たずと言われないように頑張る所存である。
ちなみに作品は
http://classes.web.waseda.ac.jp/z-agata99/
である。興味がある方はどうぞ。
講義名は“メディア最前線講座”、オープン講座になっている ので誰でも聴講できる。14号館の201教室にて。ステージ横、コ ントロールパネル辺りでウロチョロしてるのがTKDである。
10月7日 ダイエー優勝
新聞配達の流れはこうだ。夕刊配達が終わると店には次の日の朝刊に入れるチラシが組まれ て置いてある。が、機械で組んだだけなのでずいぶん乱雑なのだ。それを、自分の区域分き れいに揃える(業界では"たたく"という)のだが、おとついあたりからダイエーが"今日に も優勝"の可能性がでてきた。店の隅には優勝セール用のダイエー系スーパー"セイフー"の チラシが置かれてあり、優勝した次の日の朝刊に組み入れなければならない。そのため、18 :00ごろチラシをたたいた後、テレビをみて21:00ごろダイエーの優勝が決まれば再び店に 行き折込をしなければならない。
そうしためんどくさい作業を嫌気しつつ、2日ほどダイエーが負け続けていたのだが、また 問題が!10日は休刊日のため、もし9日に優勝が決まればチラシのみを配達せねばならない ハメに!こんな恐ろしいイメージを想像しつつ、ダイエーの優勝に安堵のため息を覚えつつ 夜中の折込みに臨む。
配達仲間、Y口氏のハラ。かなりヤバイ状態である。
10月11日 Tea Time…その後
TAのお仕事は事務所のS藤さんがコウノトリのごとく運んできてくれる。そのS藤さんは今 日はオフ。したがって、とてもヒマだった。手持ちぶたさにしているTKDとヤギさんのと ころに、G藤さん登場。手にはお菓子と茶を携えていた。光栄にも私たちのために買って きてくれたらしく、謝辞を三三九度述べた後Tea Timeが始まる。いただいたのはナントカいう店で買ってきた1個500円相当のエクレア! ?(上にチョコはかかっていない、細長いシュークリームみたいなもの)だった。おいし い!口の中にG藤さんの思いやりを感じながら至福の時を過ごす。傍では事務員のK藤さん がうらやましそうに眺めていた。
…クリーム系は腹にもたれるもの。おかげでPM10:00になろうというのにあまり腹が減ら ない。かといいつつ、早稲田近辺の定食屋はもう閉まっている。いつもなら早稲弁(「早 稲田の弁当」というお店)へGoなのだが、ラッキーなことに明日の朝刊配達は休み。夜更 かしできるうれしさがTKDの四肢を突き動かし、馬場方面or新宿方面へフラつこうかな、 と考えるat 29-4号館。
←ヤギさんイメージ。
より詳しく知りたいヒトは↑の絵 をクリック。
10月13日 ダンボ
記憶力が衰えてきたのはやはり年のせい?簡単な微分の方法をを忘れてしまいバカにされ 、ちょっとブルーでランチタイム。人気のないTAルームでサンドイッチをつまんでいると 、政経TAが誇るキャピキャピギャル(死語)、T田&I原登場。さっそく井戸端会議が始ま った。
ローカルな話なので勝手にやってくれって感じだったのだがどうも耳がダンボになって、 どうでもいい話が聞こえてくる。何でこんなつまんないことを面白おかしく話せるのだろ う、と感じるくらいハイテンション。「あら、得田さんいたの。」・・・どうやら彼女達には TKDの姿が写っていなかったようだ。バラエティーに富んだおしゃべりの内容は忘れたが、 一つだけ。
政経学部のA先生は"ダンディー"だ、そうだ。
10月15日 reminiscent of days gone by
まさに秋本番という清清しい天気の下、配達仲間の車"ぱじぇ郎(パジェロ)"で都内をドラ イブ。大久保キャンパスでは、サークルだろうか?軟式テニスをパコンパコンやっていた。 どこかの町では高層マンション建設反対運動が盛り上がっていた。そんなこんなで行った先 は日暮里駅東口、知る人ぞ知る駄菓子問屋街だ。昔買ったような1個10円、20円のコマいお 菓子を30〜50個でバルクセールをしていた。仕入れに来たどこかの商店のオヤジたちに混じ ってTKDや子供連れのお父さん、はたまた"マニア"のような人たちで大いに盛り上がってい た。懐かしさと安さから10円のお菓子30個入り一梱包を250円にまけてもらい購入。のち一 緒に行ったバイト仲間で他の菓子とトレードしあった。
帰ってからいろんなお菓子を食べたが、どれもこれも懐かしい味ばかり、ホントはまずいの かもしれないけどなぜか美味く感じる、不思議な感じになれた。TAルームにも持って行き皆 さんにおすそ分けしよう(G藤さんには「C級グルメ!」と揶揄されるだろうが)。
10月22日 青山進出
食べ放題真空地帯、青山にとうとう進出!街がオシャレなら店もオシャレ。今回入った青山 でも数少ない食べ放題は"Buffet Rochefort"。Bell CommonsビルのB1Fでソフィスティケイトな雑貨屋の中を掻き分けた奥にオープンカフェ風の 店が。有閑マダム、小説を読む女性、キマッたカップル等、いかにも青山という雰囲気をか もし出しているゾーンでがっつくのは多少気が引けたが、ものの数分で羞恥心は消し飛び、 一心不乱で喰いまくった。さすが、デザート・アイス系は充実していたが、TKDが一番気に 入ったのは肉じゃがだった。"独身男は肉じゃがにヨワイ"というのは真実だろう。
足は当然配達用チャリ。帰途では、青山通りでのフリーマーケット、明治神宮外苑では外国 人vs日本人のローラーブレードホッケーやサイクリングに興じる人々等、休日を満喫してい る人々を眺めながら帰る。またこよう。
これで青山を走るのはかなり恥ずか しかった。
10月25日 TA2部構成
今日は2,3限がTA。イベントが2つあったので記そう。
まず、AM。TAルームに森先生が突然来て拉致される。NBER(National Bureau of Economic Research)のOn line textをゲットしたいので教えてくれとのこと。そのサイトはTKDは未踏のためサーチエンジ ンを使い簡単に割り出せたが、そこからが大変。Abstractは手に入るのだが、Full textにどうしてもたどり着けない。先生の話によるとそれも入手可能だというのだが、ど うもSubscription feeを払い、登録しなければならないらしく、結局ギブアップ。後味が悪く、先生に申し訳 ないことをした。あまり勉強していないこともバレてしまった。
PMからはTA仲間のLさんとPoorな会話。命題、「藤原紀香と松嶋奈々子どっちが好き?」で 盛り上がる。なんでもLさんの主観では前者は「セクシー」、後者は「優雅」らしい。実際 は知らないがとにかくTKDは奈々子派、Lは紀香派と分かれ喧喧諤諤の論争となる。後に、G 藤さん&Y康さんが登場するも、皆紀香派。非常に肩の狭い思いをする。奈々子だって、ぜ ってー!

P.S. 牛研(牛丸研究室)のH袋さんが昔"ウマ"と呼ばれていたことが判明。やはり、財政 がらみの研究室は皆、家畜がらみであるということを改めて痛感する。古よりの深遠なる 縁があるのだろうか!?(詳しくは9月27日の日記参照)
あなたはどっち?
10月26日 修士部屋にて
今日は久々に修士部屋に1時間以上入り浸る。目的はRさんの回帰分析Private Lesson。計量ソフト、ECONOMATE-2000を用い、季節調整、OLSのprocedure、計測結果のim plicationを10数分で教えるというAcrobaticなことをやる。S訪先生の4ヶ条、符号条件 ・t値・see・D.W.に重点を置くも、我ながらいいかげんなことを言っているなとつくづ く思う。今日の研究指導で発表するそうだ。ガンバレ!Rさん。
同時進行で密かにMan Watchingしていると、D1のヨコヤン&S木の才女達、ポンちゃん、Mバエ君、マッチョのM 尾君と、同期の懐かしい面々を眺めることができた。K安君は物珍しそうにこちらを覗き 込み、目の悪いまっつあんは"誰だコイツ"という顔で目をしかめていた。机上には昔と変 わらず、飲みかけジュース、マンガ、Lavie、ジョイントのPaper、小銭が散乱していた。 おもしれーなー。たまに来るのもいいかも。
ECONOMATE-2000の画面。計 量初心者に最適です。
10月29日 Exercise
3年間新宿区民をやっていて全く気付かなかったのだが、当区には区民に温水プールを無料 で使用できるというおトクな制度があったらしい。正確には登録料1400円で1年間使い放題 というわけだ。こちとら運動といえば新聞配達のみで、馬場のBIG BOX内のフィットネスクラブや東急スポーツオアシス、早稲田のリーブルネッサンスといっ たトコロは高嶺の花かと思っていたが、これならイケると早速登録、家から一番近くの山 吹高校のプールに行く。外は冬の到来間近を感じさせるような冷たさで、こんな中泳ぎに 行くなんて酔狂な、とも感じたが、室内プールで意外と暖かく安心した。プールに入るの は何十年ぶりでまともに泳ぐのもすごく久しぶり。とりあえず全長25mを泳ぐがとんでも なく疲れる。筋肉が相当なまっていたことが判明。4,50分で10往復ほどするともう二のウ デが痛くあがらない、プールから上がると体が重力を感じるようになっていた。
日曜の夕方で外は寒い、ということもあってか客はまばらで広々と使えた。中年太りor成 人病にならないようこれからも多用しよう。(できれば、マッチョな大学院生を目指す)注: 文字用の領域がありません!
こんなにスゴくはありません
10月31日 日銀ネタ
日銀が31日公表した「経済・物価の将来展望とリスク評価」で前年同期比のGDP、WPI(卸 売物価指数)、CPI(消費者物価指数)変化率を初公表した。従来は上昇or下降という定性 的表現はしていたが具体的に数値を設定するのははじめてで意義あることだと考える。
シンクタンクが予測するのとは異なり、物価の安定をその至上命題としている日銀が発表 する将来の値というのは金融論で言う"(inflation)targeting"に近い意味合いがあると 考える。日本経済新聞には【日銀は「デフレ懸念の払しょくが展望できる情勢になった」 という判断に基づいてゼロ金利政策解除を決めた。それだけに再びデフレが進み始めたの かどうかは金融緩和の度合いを強める必要性を判断するカギとなる。市場には「ゼロ金利 への逆戻りを避けたい日銀の物価認識は甘くなりがち」(銀行系証券)との指摘さえ出て いる。】とあるが、これはそのことを如実に示していて、日銀の手元にあるデータより導 き出された純粋な予測とは異なり、目標とするレンジに誘導したいとするインセンティブ が働き、今般のような経済状況だと予測値の上昇バイアスがかかるのではないかと思う。 よく引き合いに出されるカナダやニュージーランドとは違い、targetingに失敗した場合go vernorの首が飛ぶようなことはなさそうだが、こうした政策と、日銀に対するcredibility やreputationといった要因がこの先どのように関わってくるか,なかなか面白い実験をは じめたな、と今後興味津々である。
multiple targeting!?